地盤用語集

あ行

●圧密(あつみつ)
土が荷重(圧)を受けることで、体積が減少すること。土に圧がかかることで、より密実になるという意味。

●圧密沈下(あつ沈下)
地盤が荷重を受けることで徐々に起こる沈下。⇔即時沈下

●鋭敏比(鋭敏比)
乱されない土の一軸圧縮強さと、練り返した土の一軸圧縮強さとの比。

●液状化
飽和した砂質土が、地震などにより間隙水圧が上昇して有効応力が減少する結果、せん断強さを失い土粒子が間隙水の中に浮いた状態になる現象。完全な液状化は有効応力ゼロに対応する。地震の際に噴砂や噴水が起こった多くの記録があり、これらは液状化によるものと考えられている。

●N値(えぬち)
ボーリングする際に重さ63.5kgのハンマーを75cm落下させて試験用サンプラーを、30cm土中に打ち込むのに要する打撃回数をN値という。この値が大きくなるほど地層は硬い。関東ローム層のN値は3〜5程度、軟弱な沖積粘性土は0〜2程度である。中高層建築物の基礎は、一般にN値30〜50以上を支持層としている。

か行

●海岸段丘(かいがんだんきゅう)
海成段丘ともいう。地盤の隆起あるいは海水準の沈下によって、以前の海岸の平坦な地形が現在の海岸よりも高く、その前縁が崖になっている地形。段丘面は波食による場合と、堆積による場合とがある。

●許容沈下量(きょようちんかりょう)
上部構造の機能及び構造特性を損なわない範囲で許容される基礎の沈下量。沈下量の許容値として、圧密沈下に対する許容値と即時沈下に対する許容値がある。

●鋼管杭(こうかんくい)
鋼材で作った杭。地盤の軟弱な層が数メートル以上ある場合に用いられる。

●鋼管打設工法(こうかんだせつほう)
炭素鋼管を用い、支持層まで打設することで構造物を支持する工法。

●換算N値
スウェーデン式サウンディング地盤調査でのN値(地盤強度の指標)を計算するときの計算式とその結果。地盤調査の土地の堅軟を表す指標で、N値2.0以下はべた基礎、N値3.0以上あれば布基礎となる。

さ行

●地盤改良(じばんかいりょう)
元々の土を利用しながら、その土の強さを増す地盤強度の改良法。
・表層地盤改良工法・・・・軟弱地盤の土にセメント系硬化剤などを入れて、元々の地盤全体を強く改良する方法。軟弱地盤が2m程度までの深さにある場合に用いる。
・柱状改良杭工法・・・・ 直径60cm程度の部分を専用の重機で掘削し、その部分の土にセメント系硬化剤を入れなから改良し、埋め戻す方法がある。軟弱地盤が8m程度までの深さにある場合に用いる。それ以上の深さまで、軟弱地盤がある場合は杭工事が必要。

●地盤調査(じばんちょうさ)
地盤の強さは見かけではわからないため、その地盤の土の強さを調べる調査。 住宅では、スウェーデン式サウンディング法(SS式)という簡易な方法が用いられる。右の図の左はボーリング調査の道具。現場にヤグラを組み、数十メートルの深さでの土質調査も可能。右の小さな小さな物は、住宅用の簡易にスウェーデン式サウンディング法の道具。

●地盤保証(じばんほしょう)
登録地盤会社が保険届出事業者に対して行う「地盤保証」を保険でサポートするしくみ。住宅保証機構が、引受保険会社と保険契約(地盤にかかる生産物賠償責任保険)を結び、地盤調査または地盤補強工事の瑕疵により、住宅が不同沈下した場合、登録地盤会社に補修費用の一定割合を保険金として支払う。

●スウェーデンサウンディング試験
比較的浅い原位置における土の静的貫入抵抗を測定し、土層の硬軟、締まり具合又は土層の構成を判定するために行うものである。北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し、その後スカンジナビア諸国で広く普及した調査を、1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まり。

●せん断破壊(せんだんはかい)
地盤が荷重を受けることにより、せん断面に沿って起こる破壊。⇔せん断

●スレーキング現象
軟岩に乾燥・湿潤の繰り返しを与えると、細粒化してボロボロになる現象。不同沈下の原因となり得る。

た行

●直接基礎(ちょくせつきそ)
地盤がよく構造物の荷重をじゅうぶん支持できるときは、くい打ち・ケーソンなど支持力を増す工法を取らず、砂利・採石・コンクリートの突き固めだけで基礎工を施す、一般に浅い基礎。

●土質(どしつ)
土の性質。 大きくは、砂や砂利が中心の砂質土と粘土が中心の粘性土の二つの分けられる。しかし、実際の土は、こう簡単ではなく、礫混じりのシルトであったり、シルト混じりの礫など、さまざま。そのため、土木の世界では、「土質学会」という土を専門に扱う学会があるほど。土の世界は難しい。

●土壌汚染(どじょうおせん)
土壌中に重金属、有機溶剤、農薬、油などの物質が、自然環境や人の健康・生活へ影響がある程度に含まれている状態をいう。典型七公害の一つ。土壌へ混入した原因は、人為・自然を問わない。

●柱状改良工法(ちゅうじょうかいりょうこうほう)
セメント系固化材をスラリー状態にし、原地盤に注入しながら機械で混合撹拌する。原地盤土中に柱状に固化した改良体を作ることにより地盤強化を図る工法。

●トラフィカビリティー
ある地点における土木用重機の走行に必要な地盤の強度。一般にはコーン指数で表す。重機によってこの数値は異なる。

な行

●中立応力(ちゅうりつおうりょく)
地盤が荷重を受けたときに、土の間隙流体を会して伝わる力。間隙圧・間隙水圧ともいう。
●布基礎(ぬの基礎)
フーチング(ベース)が連続している基礎。鉄筋コンクリート造の一体の基礎。木造住宅に用いられる最も一般的な基礎。

●軟弱地盤(なんじゃくじばん)
建物が乗る地盤が、建物の重さを支えきれない地盤(地質)のことで、 木造2階建ての住宅では、基礎の面積1m2当たり、約750kg程度の重さが、地面に伝わっている。住宅では、布基礎で建物を支持できない換算N値3.0以下の地層を持つ地盤のことで、 べた基礎や地盤改良、杭基礎などの対策が必要になる。

●根入れ(ねいれ)
GLから基礎の下端までの距離。DFともいう。地盤の支持力公式では根入れが深くなるにしたがい支持力が増加する(根入れ効果、DF効果)。

●二次圧密(にじあつみつ)
一次圧密の後に起こる圧密。間隙水の排出が終わってから起こるものと考えられている。

は行

●HySPEED工法(はいすぴーどこうほう)
従来の地盤改良ではセメントなどの固化材を用いるのではなく地盤に掘った穴に天然の砕石を詰めて石柱を形成します。天然の砕石以外は使用しないため、産業廃棄物として扱われる心配がありません。人にも環境にも優しく、強度の高い地盤にできる工法。

●複合地盤(複合地盤)
物性の異なる複数の構成体からなる地盤を、設計上、外力に対して一体となって抵抗するように考えた地盤の一般的な概念。

●不同沈下(ふどうちんか)
地盤が建物の重さを支えきれずに、地盤が沈下していく状態。 建物の下の地盤が軟弱で、その地質が変化している場合に起こりやすい。下の地質が変化しているかどうかは、地盤調査をしないと「絶対に」わからない。また、品確法では、不同沈下による建物の傾きも10年保証の対象となっている。

●表層改良工法(ひょうそうかいりょうこうほう)
表層改良工法とは軟弱な地盤の土とセメント系固化材を混合攪拌し、固化させ、地盤の耐力を増し、不同沈下を防ぐ工法。なお、改良は地表面から約2m程度が限界である。

●平板載荷試験(へいばんさいかしけん)
直径300mmの平板に直接荷重を加え、その沈下量から支持力を求める調査方法。実際に根切り底にて試験を行う。必要支持力の3倍の荷重をかける。

●ベタ基礎
上部構造とほぼ等しい底面積を持つ基礎スラブによって荷重を地盤に伝える基礎で、直接基礎の一種。接地圧を低減できるため軟弱地盤に採用されることが多い。支持地盤が傾斜していたり、偏荷重が作用する場合には不同沈下となる恐れがある。

●ボーリング調査
ボーリング孔を利用して、ロッドの先端に直径5.1cm、長さ81cmの標準貫入試験用サンプラーを付けたものを、質量63.5kgのハンマーで75cmの高さから自由落下させ、サンプラーを30cm貫入させるのに要する打撃回数N(N値)を測定する試験

ま行

●無筋コンクリート(むきんこんくりーと)
力学的に鋼材で補強されていないコンクリート。

●摩擦杭(まさつくい)
杭周辺と土の摩擦力によって支持する杭。主に支持地盤が深いところにある場合に用いる。

●メタルクラウン
先端に超硬質合金のチップを埋め込んだボーリング用のビット。

●綿毛構造(めんもうこうぞう)
土の構造の一つ。特に微細な粘土やコロイドなどの土粒子が水中で互いにくっつきあった綿毛のような構造。

や行

●有効応力(ゆうこうおうりょく)
地盤が荷重を受けたときに、土粒子同士の接触面を介して伝わる力。

●やりかた
建設工事に先立ち、ぬき・くいなどを用いて構造物の位置などを表示するもの。

●有機質土(ゆうきしつど)
有機質を5%程度以上含む土で、酸性を示す。中和反応によりセメント系固化材が固まりにくい。

ら行

●ランマー
衝撃を与えて土を締め固める機械。

●連続フーチング
一つのフーチングに2個以上の柱または受け台があるもの。

●ローム
火山灰質粘性土の総称。⇒関東ローム

わ行

●ワーカビリティー
まだ固まらない状態にあるコンクリートの性質の一つ。コンシステンシーによる打ち込みやすさの程度、および材料の分離に抵抗する程度を表す。

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